東京大学、言わずと知れた東の最高峰大学
東京大学は国立大学であり、東の最高峰と名高く世界にもその名を知られている大学です。
1877年に日本国内初の近代的な大学として、欧米諸国の諸制度に倣い設置された大学といわれています。
通常、大学設立時に建学の精神などが作られますが、東大においてはそれがなく、現在、東京大学憲章というものが定めら、大学の使命とは何かを公にしているのです。
学部教育の基礎として、教養教育重視という事も上げています。
東京大学の歴史とは
元々明治維新の直後に建設された大学校で、昌平坂学問所、開成所、医学所が統合されて作られていたものです。
その後1871年に旧昌平坂学問所が廃止、ほか2校を南高と東高という名称に改称し、のちに東京開成学校、東京医学校から改組し1877年に合同、文部省所轄官立東京大学校が創設され、ここに東大が誕生します。
当時入学式が行われ、法、理、医、文という4つの学部と予備門が作られ、ここに1600に程の学生が入学したのです。
初の近代的大学ですが、学士学位の需要という事に関しては、現北海道大学が最初となり東大は2番目とされています。
東大の偏差値は?
学部、科によって偏差値が違い、文系の場合東大で最も高い偏差値を持っているのが文科一類、偏差値80です。(平成28年)
次に文科二類が79、文科三類が78と続きます。
理系をみると理科三類が79、理科一類、二類が77です。
文系、理系ともに偏差値は堂々の第一位、やはり国内最高峰の大学といえる素晴らしい成績となっています。
何年も東大に挑戦している浪人生がいますが、それだけ東大というのは魅力ある大学であり、レベルの高い学校を目指す人からすると、頂点に君臨する大学といえるのです。
キャンパスの住所、学部など
キャンパスは東京都文京区本郷の本郷キャンパス、東京都目黒区駒場の駒場キャンパス、千葉県柏市柏の柏キャンパス、東京都港区白金台の白銀キャンパス、東京都中野区南台の中野キャンパスがあります。
このキャンパス以外にも、日本全国各地に研究施設や実習施設など核施設があるのです。
東大は入学すると6つの科類に分かれ教養学部に所属、前期課程2年を履修し、その後、専門学部、10学部に分かれ2年、医学部医学科、農学部獣医学、また薬学部薬学科は4年間後期課程を履修します。
後期課程の3年時に編入学や学士入学を行う学部もあるようです。
東大の学部は、法学部、医学部、工学部、文学部、理学部、農学部、経済学部、教養学部、薬学部があります。
大学院は人文社会系研究科をはじめ、法学政治学研究科、経済学研究科理学系研究科、工学系研究科、農学生命科学研究科、医学系研究科・・・などです。