気品の泉源、智徳の模範「慶応義塾大学」

福沢諭吉

独実自尊を教育の基本に掲げる慶應義塾大学の歴史とは

福沢諭吉が藩命をうけ江戸築地鉄砲州、現在の東京都中央区明石町にある中津藩内に、開講した蘭学を学ぶ塾が慶應義塾大学の基礎といわれています。
慶應4年に木村摂津守の世話によって現在の港区浜松町に移転、この時年号を取り慶應義塾という塾名になったのです。

そのと、1871年に現本部所在地に移転、1873年に慶應義塾医学所を開設し、その後、1920年になって大学令により日本最初の私立大学として新発足した大学になります。
文学と経済学、邦楽、医学という4つの学部からなる総合大学、予科、大学院も付設され、慶應義塾大学は私立の中でも非常に長い歴史を持った大学として知られることになるのです。

慶應義塾大学の特徴とは

慶應義塾の目的という文章があり、福沢諭吉が演説を行った折、福沢自身が書き直したことでも知られています。
塾訓「独立自尊」が教育基本としておかれている学校です。

義塾の義という字ですが、これは公共のために協力して事を行うという意味をもっています。
社会に出て公共のためにみなと協力し合いながら様々なことに活躍できる人材の育成に力を入れているのです。

また昔は全学部学科で水泳が必修科目だったということも珍しい特徴といわれています。
塾生皆泳というスローガンを持ち、水泳で50m泳法ができないと単位が取得できないとされていたのです。
多くの卒業生が著書などの中でこの泳法の単位を取るのに苦労した、特訓をしたと告げています。

慶應義塾大学のキャンパスと学部、そして偏差値

慶應義塾大学のキャンパスは、東京都港区に三田キャンパス、神奈川県横浜市港北区に日吉キャンパスと矢上キャンパス、東京都新宿区に信濃町キャンパス、神奈川県藤沢市に湘南藤沢キャンパス・・とたくさんのキャンパスをもっているのです。
スクールカラーの紺と赤、また塾旗はペン章を含む二種三色の色使いとなっていることで、三色旗ともいわれています。

学部は文学部、経済学部、商学部、医学部、理工学部や環境情報学部、薬学部などです。
慶應義塾大学の偏差値はもちろん高く、医学部、法学部は76と秀でて高く、総合政策学部が71、文学部、経済学部が70といずれも高くなっています。

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